需要が高い介護職について(北海道の場合)

高齢者の割合が年々増加傾向にある中で、介護業界は慢性的な人手不足に頭を悩ませています。北海道においてもこの点は例に漏れず、需要に対して早急な人材の確保を必要としている施設が多いのが実情です。しかし、北海道の介護業界の求人には、他の地域にはない特徴があり、その一つに資格の有無があります。一口に介護職と言っても数多くの職種に分かれていて、仕事によっては専門の資格取得が条件というケースも少なくありません。

ただし、人材が足りていないという現状から、資格の有無にこだわらない事業所もないわけではありません。中には長期で働くことを見越して採用後に資格の取得を支援する所もあります。そのため、未経験から業界入りを目指す場合は、人材育成に積極的な施設を見極め、やる気をアピールすることが大切です。

それから、仕事をする上では給料面が気になると思いますが、北海道の介護職の正社員の平均給料は15~20万円と言われています。この金額は、全国平均の21万円を下回る数字となっていますが、これは資格手当や夜勤手当によっていくらでもカバーできそうです。また、北海道は物価が都心に比べると安いので、社会保険の完備やボーナスの支給など、福利厚生面が充実している施設を選べば生活できなくなるようなことはないでしょう。介護職は、長く続けていくことでキャリアアップがしやすく、管理職や専門職のポジションにステップアップをすることで収入も上がっていくため、人材不足の今が狙い目と言えそうです。